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「日本で核兵器の製造可能」1977年の外交文書
これは30日に公開された1977年2月23日の東郷文彦駐米大使の公電に記されているものです。この中で、当時のカーター政権の軍縮担当者が日本側に「原子炉級プルトニウムでは爆弾はできないという通説は誤りである」と明確に述べていたことが分かりました。 原子炉級プルトニウムは日本の軽水炉から出た使用済み燃料を再処理する際にうまれるもので、日本の原子力界は長年、「原子炉級プルトニウムは核兵器に向かない」としていましたが、アメリカは早くから、この見解を否定していたことになります。 アメリカは当時、茨城にある東海再処理工場の稼働に反対していましたが、その背景を示すものといえそうです。(30日10:33)
投稿日:2013-10-31 00:11:51
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政治 外交文書 外務省 カーター政権 核兵器の製造 日本原発 核兵器 核武装